眼を使う仕事を続けることにより、眼のかすみ・まぶしさ・充血・痛みなどの目の症状や、頭痛・肩こり・吐き気などの全身症状が出現し、休息や睡眠をとっても十分に回復しえない状態を眼精疲労と呼びます。
診療内容 眼精疲労
眼精疲労とは
眼精疲労の原因
1. 白内障などの眼の器質的疾患
2. 全身疾患
3. 眼鏡、コンタクトレンズが合ってない
4. ドライアイ
5. 斜視・斜位などの眼の位置の異常
6. ピントを合わせる機能(調節機能)の異常
眼精疲労の検査
基本的な眼科的な診察を一通り行い、白内障やドライアイなどの原因となる病気がないか調べます。
また、眼鏡やコンタクトレンズをお持ちの場合には合っているかどうか調べます(度数が強すぎる場合は特に眼精疲労の原因となりやすいです)。また、眼の位置についても異常がないか調べます。
調節機能の検査
調節機能とはピントを合わせる機能のことで、主に毛様体筋という筋肉が関与しています。この筋肉がうまく働かないことでピントをうまく合わせられなくなり、眼精疲労を引き起こすことがあります。
この調節機能の検査器械はあまり一般的ではありませんが、当院ではトライイリスという器械で調べることが可能です。
1. 器質的な疾患(白内障など)があれば原因となる疾患の治療を行います。
2. ドライアイがあれば、点眼や涙点プラグなどで治療を行います。
3. 眼鏡やコンタクトレンズが合ってない場合には正しい度数の処方を行います。
4. 調節機能に異常があれば調節機能を改善する点眼や内服を処方します。